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 NTTドコモは2021年3月1日、26日から提供する新料金プラン「ahamo(アハモ)」の月額料金を税別2980円から約1割下げて同2700円に改定すると発表した。4月1日から義務化される消費税を含めた総額表示でも2970円になり、通話料込みで3000円を切る。

 同日に開いたオンライン会見で、NTTドコモの担当者はサービス開始前に料金を改定した理由を、「KDDI(au)やソフトバンクの(同種の格安)プランよりも割高ではないかという顧客から頂いた心配の声に対応し、よりお得感を実感いただける料金にした」と説明した。

 auの「povo(ポヴォ)」とソフトバンクの「LINEMO(ラインモ)」は1回当たり5分以内の国内通話料をオプションとして切り離すことで、月額料金を税別2480円に抑えていた。NTTドコモは4月1日からの税込み表示で、ahamoは3000円台になることから他社より割高と判断される恐れがあった。5分以内の国内通話料を含んでも月額3000円を下回ることで、auやソフトバンクに対する料金競争力を高める狙いだ。

 携帯大手3社の格安料金プランを巡っては、ソフトバンクが当初LINEMの月額料金を通話料込みで税別2980円と発表していたが、auから通話料なしで同2480円のpovoが登場したことから後追いする形で改定した経緯がある。3社を追う楽天モバイルは4月1日に予定する料金改定で、税別で月額上限2980円の料金を採用する。ahamoの料金改定に対して、楽天モバイルを含めた3社が静観するか、さらなる価格改定で対抗するかが次の焦点となりそうだ。