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 スウェーデンVolvo Cars(ボルボ)は2021年3月2日、2030年までに同社の製品ラインアップをすべて電気自動車(EV)にすると発表した。今後は、ハイブリッド車を含むエンジンを搭載したモデルを段階的に廃止し、完全なEVメーカーになる。

2020年秋から生産を開始したボルボ初のEV「XC40 Recharge」
2020年秋から生産を開始したボルボ初のEV「XC40 Recharge」
(写真:Volvo Cars)
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 今回の決定の背景には、充電インフラの整備が加速すること、EVを優遇する法制度が整うこと、消費者によるEVの受け入れが加速すること、の3つの条件への期待がある。欧州では、ここ数年でEVの需要が大きく伸びた。その一方でエンジン車の市場は縮小しつつある。同社の最高技術責任者のHenrik Green氏は、「エンジン車に長期的な未来はない」と言い切り、今後はEVの開発に注力すると述べた。

 同社は2020年に最初のEV「XC40 Recharge」を発売した。今後数年間でさらにいくつかのEVをラインアップに追加し、2025年には販売数の半分をEVに、残りの半分をハイブリッド車にする計画だ。そのハイブリッド車も2030年までには段階的に廃止する。