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 米SIA(Semiconductor Industry Association:米国半導体工業会)は、2021年1月の半導体世界売上高を発表した(ニュースリリース)。前年同月比13.2%増の400億1000万米ドル(約4兆2800億円)だった(3カ月間の移動平均値、以下同)。400億米ドルを超えたのは18年11月以来、26カ月ぶり。車載品をはじめ様々な応用向けの半導体で需給が逼迫している状況が続いており、それが反映された格好である。

単月の半導体世界売上高(3カ月移動平均値)と前年同月比の推移
単月の半導体世界売上高(3カ月移動平均値)と前年同月比の推移
(出所:WSTSおよびSIA)
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 今回、前月に発表の20年12月の速報値が上方修正された。速報値では20年12月の半導体世界売上高は391億6000万米ドルだったが*1、今回、396億3000万米ドルに修正されている。この396億3000万米ドルと比べて、21年1月の半導体世界売上高は1%上昇した。

 地域別の半導体売上高を見てみると、前年同月比で最も伸びたのは「アジア太平洋とその他地域」で16%増加した。次が米州で15.4%増。中国の12.4%増が続く。日本は9.6%増で4位。最後が欧州で6.4%増だった。なお、21年1月の売上高の絶対金額では、中国が137億3000万米ドル(約1兆4700億円)で1位。世界全体の34.3%を占める。2位は「アジア太平洋とその他地域」の110億4000万米ドル(約1兆1800億円)で、世界全体の27.6%を占めている。この2地域で世界全体の売り上げの61.9%を占めていることになる。

世界および地域別の単月の半導体売上高(3カ月移動平均値)の推移
世界および地域別の単月の半導体売上高(3カ月移動平均値)の推移
(SIAおよびWSTSのデータを基に日経クロステックがグラフ化)
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