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 日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が2021年3月4日に発表した同年2月の車名別新車販売台数によると、登録車と軽自動車を合わせた総合順位で、トヨタ自動車の小型車「ヤリス」が6カ月連続で首位となった。

 総合順位の2位は6カ月連続でホンダの軽自動車「N-BOX」、3位はスズキの軽自動車「スペーシア」だった。首位から3位までの車種は、20年11月から4カ月連続で同じである。また、首位から5位までの車種は、21年1月と同じだった(図1)。

ヤリス
図1 6カ月連続首位の「ヤリス」
(出所:トヨタ)
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 車載半導体不足や福島沖地震による生産調整の影響を受ける中で、ヤリス注)の2月の販売台数は2万台を超え、1月よりも販売台数を増やした。総合順位の4位以下でも、トヨタの小型車「ルーミー」と高級ミニバン「アルファード」の販売が好調だ。総合順位で10位以内に入った登録車4車種は、すべてトヨタ車である。

注)ヤリスの販売台数には、小型SUV(多目的スポーツ車)「ヤリスクロス」や小型スポーツ車「GRヤリス」も含まれる。

 日産自動車の小型車「ノート」の2月の販売台数は7246台であり、登録車だけの順位で7位だった。1月の6位から1つ順位を下げた。20年12月に全面改良した新型車を投入したが、2月の販売台数は前年実績を下回った。

 軽自動車では、スズキの「ハスラー」が総合順位で10位に入った。2月の販売台数は、前年同月に比べて41.5%増加の8217台。1月よりも販売台数を増やした(図2)。

ハスラー
図2 10位に入った「ハスラー」
(出所:スズキ)
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 一方、ハスラーの競合車となるダイハツ工業の「タフト」は、軽自動車だけの順位で11位だった。1月の9位から2つ順位を下げた。2月の販売台数は5580台であり、1月よりもハスラーとの差は広がった。

 なお、21年2月の新車販売上位10車種は以下の通りである(カッコ内は前年同月比の増減率、※は軽自動車)。

2021年2月メーカー名車種名販売台数
1位トヨタヤリス2万559台(+488.9%)
2位ホンダN-BOX1万8591台(-3.1%)※
3位スズキスペーシア1万5328台(+9.9%)※
4位ダイハツタント1万3876台(-4.3%)※
5位トヨタルーミー1万1954台(+55.6%)
6位日産ルークス1万973台(──)※
7位トヨタアルファード1万107台(+92.8%)
8位ダイハツムーヴ9758台(-15.7%)※
9位トヨタカローラ8766台(-11.4%)
10位スズキハスラー8217台(+41.5%)※