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384ビット暗号に対応

 セキュリティーシステムの開発を支援する、Lattice Sentry Solutions Stack 2.0(以下、Sentry 2.0)は、20年8月に発表された「Lattice Sentry Solutions Stack」(以下、Sentry 1.0)*1の改良版である。Sentry 1.0では同社のFPGA「MachXO3D-9400」の利用が前提になっていたが、Sentry 2.0では、最新のセキュリティー処理向けFPGA「Lattice Mach NX」*2が利用できるようになった。

Lattice Sentry Solutions Stack 2.0の構成
Lattice Sentry Solutions Stack 2.0の構成
(出所:Lattice Semiconductor)
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 Mach NXは鍵長が384ビットの暗号化処理が可能である。MachXO3D-9400では鍵長は256ビットまでだった。扱えるFPGAの違いによって、「Sentry 2.0ではSentry 1.0に比べてセキュリティーが強化された」(Lattice)。また、起動前認証の処理速度が4倍高速になったという。例えば、ECDSA(Elliptic Curve Digital Signature Algorithm)の処理時間が70msから40msに短縮した。SHA(Secure Hash Algorithm)の処理速度は最大60Mサンプル/秒から最大250Mサンプル/秒に向上した。このほか、Sentry 2.0では最大5つのファームウエアイメージをモニターできるようになるなどの改良が施された。

Sentry 1.0とSentry 2.0を比較
Sentry 1.0とSentry 2.0を比較
(出所:Lattice Semiconductor)
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