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 米Amazon.com(アマゾン・ドット・コム、以下Amazon)は、生鮮食品などを扱う「Amazon Fresh」を英国・ロンドンで開店した。特徴は、精算作業を不要にできる同社の「レジレス(レジなし)」技術「Just Walk Out」を採用したこと。このレジレス技術は、本社を構える米国・シアトルにある直営の小型店舗「Amazon Go」で導入が始まったもので、米国外の店舗での採用は初とみられる。

 いわゆる「コンタクトレス店舗」であるため、精算に加えて商品を買い物かごや袋に入れる作業も利用者が自ら行う。そのため、新型コロナウイルス禍にある英国での需要が高まりそうだ。Amazonは英国で同種の店舗を増やす考えを示している。

英国の「Amazon Fresh」の入り口付近
英国の「Amazon Fresh」の入り口付近
(出所:Amazonの説明動画からキャプチャー)
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 Just Walk Out技術によるレジレス決済の流れはこうだ。まず、顧客がスマートフォンに専用アプリ(アプリケーションソフトウエア)をダウンロードした後、店内にあるゲートにアプリ画面の2次元コードをかざす。これがユーザー認証になる。続いて、入店した顧客を、店舗内にあるカメラの画像認識などが認識。さらに、顧客がどのような商品を買い物かごや袋に入れたかも識別し、それらの情報をAmazonの顧客IDとひも付ける。こうして、顧客が退店するとオンラインで自動決済される仕組みだ。