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 Zホールディングスは2021年3月17日、傘下のLINEで不適切な個人情報の管理があったことを明らかにした。LINEがプライバシーポリシーで利用者に示していた範囲を超えて、中国の委託先の技術者がLINEの利用者情報にアクセスできる権限を付与していた。

 Zホールディングス広報の説明によれば、中国の委託先から情報がアクセス可能になっていた期間は2018年8月から2021年2月まで。上海の委託先企業からは、LINE利用者の電話番号、メールアドレス、名前やトークの内容にアクセス可能になっており、少なくとも4人の中国人技術者が32回アクセスしていたことを確認した。大連の委託先企業からは、「タイムライン」機能の書き込みの一部へアクセスが可能になっていた。

 LINEは2021年2月にアクセスを遮断する措置を取った。その後、親会社のZホールディングスに報告のうえ、政府の個人情報保護委員会にも事実関係を伝えているという。LINEの利用者数は約8600万人に上る。全利用者についてアクセス権限があったかどうかなどの詳細については調査中という。