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 フィンランドNokia(ノキア)は2021年3月17日、5G基地局の電力消費量を2023年までに半減すると発表した。

出所:Nokia
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 同社の気候変動や温暖化ガス排出量ゼロに向けた取り組みとして、「AirScale 5G mMIMO Base Station」採用5G基地局の平均消費電力を、2023年までに50%削減するとしている。最新チップセットを使ったMassive MIMO技術とソフトウエア機能改善により実現する。なお、同製品を使った最近の顧客フィールド試験では、他社製品を使った携帯電話基地局よりも、電力消費量が2桁ポイント分低いことが確認できたとしている。

 同社では、さらに平均消費電力50%削減を実現させるため、次世代チップセットを採用し、さらなる電力消費量最適化を可能にする高度なスリープモード機能の開発を進めている。パリ協定で示されている、世界の平均気温上昇を1.5℃に抑えるシナリオに沿った調整も進めているとしている。

 5G無線基地局やネットワーク装置開発にあたっては、各種省電力機能、小型セル対応、新しい5Gアーキテクチャーやプロトコルの策定など、省エネルギー化に向けた様々な工夫が盛り込まれている。Nokiaでは、これらを組み合わせることで、無線ネットワークのエネルギー効率をさらに大幅に改善するとしている。