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 韓国Samsung Electronics(サムスン電子)は2021年3月16日、2030年以降の本格的な6G始動に向けたIMT(International Mobile telecommunications、国際移動通信システム)Vision Group 議長に、同社先端技術研究機関Samsung Researchの主幹技師Hyoungjin Choi氏が任命されたと発表した。193の加盟国が集まり、無線通信に関する国際的な意思決定を担うITU-R(International Telecommunication Union - Radiocommunication、国際電気通信連合無線通信部門)のWorking Party 5D(5D作業部会)オンライン総会(2021年3月1~12日)にて任命されている。

出所:Samsung Electronics
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 6G Vision Groupは、6Gの構想をまとめ、主要機能を明確化し、技術開発、商用化に向けた標準化スケジュール作成などを手掛ける。ITU-Rでは、この6G Visionの活動を2023年までに完了し、3GPPなどの業界標準化団体を通じて、6Gの技術要件や推奨技術を策定する。候補技術については、ITU-Rでの評価完了後、2030年ごろまでには6G世界標準として承認完了する予定だという。

 一方、Samsungは、5G商用化に向けたITU-Rの5G Vision設立時にも議長役を務め、5G標準化に向けた技術提供なども行っている。6Gに向けては、2019年に、6G研究用施設Advanced Communications Research Centerを開設。2020年7月には、6Gに関する技術、社会動向から、期待される新サービス内容、要件、技術、標準化に向けた今後のスケジュールなどをまとめた6G白書を発行している。