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 総務省関東総合通信局は2021年3月25日、同日までに東京都立大学を運営する東京都公立大学法人へローカル5Gの無線局免許を付与したと発表した。同法人はローカル5G無線局を東京都立大学の南大沢キャンパスと日野キャンパス(合計49万平方メートル)に設置する。

東京都公立大学法人に対するローカル5G無線局免許状交付式の様子
東京都公立大学法人に対するローカル5G無線局免許状交付式の様子
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 同日開催した交付式で、椿泰文局長は「本日交付する免許を含め(東京都立大学キャンパス内の)基地局は18局となり、全国的に見て最大規模のローカル5Gとなる」と説明した。無線局の内訳は南大沢キャンパスが4.7ギガヘルツ帯9局と28ギガヘルツ帯4局、日野キャンパスが4.7ギガヘルツ帯4局と28ギガヘルツ帯1局である。通信方式は4.7ギガヘルツがスタンドアローン(SA)、28ギガヘルツ帯がノンスタンドアローン(NSA)となっている。

 免許状交付式に臨んだ東京都立大学の清水敏久副学長は「5Gを介した先端研究の促進、産学公連携の推進、研究・実証実験成果の社会に対する還元を図りながら、スマート東京の実現に還元していきたい」と述べた。東京都立大学では、整備したローカル5G環境を活用した研究を大きく「挑戦型研究」「社会実装型研究」の2カテゴリーに分けて支援していく。また2021年度には、ローカル5G環境を実証実験フィールドとして民間企業へ提供する計画もあるという。