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 個人情報保護委員会は2021年3月26日、LINEが同委員会の報告徴収によって提出した資料について「必要な資料を随時求めながら精査を継続している」と公表した。提出期限としていた3月23日までに提出された資料のみでは十分な検証ができなかった。

 同委員会は「資料の欠落などがあったものではなく、精査しているなかで追加の資料が必要になった」と説明した。個人情報の取り扱い体制や内部の状況が適切に運用されているか、継続的に報告を求めることもあり得るという。立ち入り検査を実施したかについては明らかにしなかった。

 中国にある委託先の関連会社からの国内ユーザーの個人情報へのアクセスについては、LINEから3月23日までにサーバーへのログインIDやログインできるIPアドレスを削除したとする報告を受けた。同委員会はアクセスが遮断されたことの検証を行っているほか、LINEが3月23日に公表した「トークデータの完全国内移転」などの対策の実施状況も注視するとした。