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 一般社団法人ものこと双発推進は2021年3月30日、同年4月1日付で、ものこと双発協議会理事長に、デジタル戦略の研究で知られる米マサチューセッツ工科大学(MIT)経営大学院のマイケル・A・クスマノ教授が就任すると明らかにした。日本企業の「もの」から「こと」への転換を促す国内発の組織トップに米著名教授が就く形だ。

マイケル・A・クスマノ教授
マイケル・A・クスマノ教授
(写真提供:ものこと双発協議会)
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 クスマノ氏は米プリンストン大学を卒業し、米ハーバード大学で博士号(Ph.D)を取得。ビジネス戦略とデジタル技術の研究が専門で『プラットフォームビジネス デジタル時代を支配する力と陥穽』『ソフトウエア企業の競争戦略』などの著書がある。日本や欧米、インド企業の役員なども歴任し、2016年から2017年にかけては東京理科大学特任副学長を務めた。現在はMIT経営大学院スローンスクールの副学部長を務めている。

 ものこと双発協議会は経済同友会が2012年に提言した「『もの・ことづくり』のための『ひとづくり』~世界でビジネスに勝つために~」を基に、2014年に経済産業省・総務省・文部科学省の審議官が賛同人に加わりものこと双発学会とともに創設された。2020年には一般社団法人ものこと双発推進を設立。現在はパナソニックやコマツ、ダイキン工業、富士通などデジタル技術で先行する企業がものこと双発協議会に多く参加している。

 ものこと双発推進代表理事の田中芳夫・元東京理科大学イノベーション研究科技術経営教授は「日本企業に造詣の深いクスマノ教授の理事長就任は、世界レベルでのビジネス戦略の進め方を国内にも広げ、日本企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)に貢献するはずだ」とコメントしている。