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 動画配信サービス「U-NEXT」を展開するU-NEXTは2021年3月30日に戦略発表会を開催した。代表取締役社長の堤天心氏が登壇し、同社の現状と今後の展開について述べた。併せてワーナーメディアとの独占パートナーシップ契約の締結を発表した。

プレゼンテーションを行う代表取締役社長の堤氏
プレゼンテーションを行う代表取締役社長の堤氏
(撮影:日経クロステック)
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 「U-NEXT」の現状を見ると、他の動画配信サービスに比べて作品本数が多いという特徴がある。見放題サービスの作品本数は21万本で、日本国内の動画配信サービスの中で第1位という結果がGEM Partnersの調査で出ている。有料会員数は2020年8月期に200万人を超えた。

 今回の戦略発表会で堤氏は、「この数年間は圧倒的な作品の品ぞろえに注力してきた。他のサービスにはない古い映画の名作があるとか、品ぞろえの面で一定の評価をいただいて、有料会員数が200万人を超えた」とこれまでを振り返った。その上で、今後同社が推進する戦略として、「オールインワン・エンターテイメント戦略」と「ONLY ON戦略」の2点を挙げた。

 「オールインワン・エンターテイメント戦略」は、動画コンテンツに加えて、電子書籍やライブ配信のコンテンツも楽しめる体験をユーザーに提供するというもの。同社は既に「U-NEXT」のサービス内で動画と電子書籍、ライブ配信のコンテンツを利用できるようにしており、この特徴を生かすべく取り組みを推進する。「ONLY ON戦略」では、U-NEXTでしか見られない作品や、U-NEXTでしかできない体験の提供に注力する。堤氏は、「これまでの品ぞろえという強みに、この2つの戦略を追加することで、サービスプロダクトの魅力を高める。市場において様々なユーザーに届けていきたい」と述べた。

 COOの本多利彦氏は、米ワーナーメディアと独占パートナーシップ契約をSVODサービス(見放題サービス)において締結したと報告した。2021年4月からU-NEXTにおいて、「HBO」および「HBO Max」のオリジナル新作を含む1000エピソード以上の独占配信を行う予定。本多氏は、「HBOなどの新作テレビシリーズを米国の発表から最速で配信できるように努める。毎月のように新作を届ける」とした。