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 ホンダは2021年7月30日に、英国Swindon(スウィンドン)工場の生産を終了する。生産終了後の同工場の跡地はこのほど、不動産開発大手の米Panattoni(パナトーニ)に売却することが決まった。

 スウィンドン工場の生産が終了した後、ホンダは直ちに撤去工事を開始し、更地に戻す。順調に進めば跡地は22年春、パナトーニに引き渡される。同社はその後、跡地の再開発を始める計画である(図1)。

スウィンドン工場
図1 ホンダのスウィンドン工場
(出所:ホンダ)
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 ホンダは19年2月、グローバルの生産体制を見直す一環として、スウィンドン工場の生産終了を決めた。同工場では現在、中型車「シビックハッチバック」と「同タイプR」を生産している。

 スウィンドン工場の生産終了を決めた後、ホンダは跡地の売却先を探してきた。生産終了の決定から約2年後の21年3月26日、ホンダの英国法人である「Honda of the UK Manufacturing」とパナトーニは、同工場の売買契約を結んだと発表した。(図2)。

ホンダ英国法人とパナトーニの関係者
図2 ホンダ英国法人とパナトーニの関係者
(出所:ホンダ)
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 なお、スウィンドン工場で生産した車両の仕向け地を見ると英国が15%、英国以外のEU(欧州連合)域内が20%、北米が55%、日本などその他の地域が10%である。このうち、最大の仕向け地である北米向けの次期シビックについては、北米で造る計画である。