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 ソフトバンクは2021年3月30日、国立循環器病研究センター(国循)と共同でAIを活用し、狭心症や急性心筋梗塞など冠動脈疾患の診断を支援するアルゴリズムを開発する研究を始めたと発表した。性差を考慮した診断支援と重症化の予測を目指す。

 国循は患者の臨床データやCT画像などを取得し、冠動脈疾患での性差による危険因子の違いなどを明らかにする「なでしこ研究」を実施してきた。ソフトバンクはなでしこ研究で得たデータをAIで解析し、冠動脈疾患の診断を支援するアルゴリズムを開発する。冠動脈疾患の発症や進展などに影響を与えるとされる性差に着目することで、精度の高い診断支援やリスク予測に貢献することを目指す。

 冠動脈疾患の罹患(りかん)率や予後については、遺伝子や性ホルモンの作用などの要因で性差が生じることが知られている。米国では女性のための予防ガイドラインが公表されるなど、性差に基づいた予防や治療が実施されているという。