日本アドバタイザーズ協会、日本広告業協会、日本インタラクティブ広告協会の広告関係3団体は2021年4月1日、デジタル広告の品質を認証する機関として「デジタル広告品質認証機構(JICDAQ)」を設立、同日に事業を開始したと発表した。
JICDAQは、デジタル広告関連事業者の 「アドフラウド(広告詐欺)を含む無効トラヒックの除外」と「広告掲載先品質に伴うブランドセーフティーの確保」に関わる業務プロセスの認証基準を制定し、それに沿った業務を適切に行っている事業者を認証、社名を公開する。理念に賛同するアドバタイザーの社名も公開する。
JICDAQは、米英を拠点とするデジタル広告の認証機構 TAG(Trustworthy Accountability Group) とも提携、TAGによって海外で品質認証を受けた事業者が簡易なプロセスでJICDAQ認証を受ける仕組みも導入する。
JICDAQには今後、広告会社やプラットフォーム事業者、媒体社、メディアレップ、アドテクノロジー事業者などデジタル広告のエコシステムに関わる事業会社が登録し 認証を受けることを想定する。