PR

 日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が2021年4月6日に発表した同年3月の車名別新車販売台数によると、登録車と軽自動車を合わせた総合順位で、トヨタ自動車の小型車「ヤリス」シリーズが7カ月連続で首位となった。

 総合順位の2位は7カ月連続でホンダの軽自動車「N-BOX」、3位はスズキの軽自動車「スペーシア」だった。首位から3位までの車種は、20年11月から5カ月連続で同じである。また、首位から5位までの車種は、21年1月から3カ月連続で同じだった(図1)。

ヤリス
図1 21年3月と20年度の両方で販売トップだったトヨタ「ヤリス」
(出所:トヨタ自動車)
[画像のクリックで拡大表示]

 トヨタは20年2月に、ヤリスの全面改良車を発売。同年8月には小型SUV(多目的スポーツ車)の「ヤリスクロス」、同年9月には小型スポーツ車「GRヤリス」を発売した。これらの車種を合わせたヤリスシリーズとして販売台数を伸ばした。競合車であるホンダ「フィット」の3月の販売台数は9231台であり、登録車だけの順位で10位にとどまる。ヤリスシリーズはフィットに大差を付けた

 日産自動車の小型車「ノート」の3月の販売台数は1万3352台であり、総合順位で8位に入った。2月は登録車だけの順位で7位だった。20年12月に全面改良した新型車の効果が出てきた。

 軽自動車では、スズキの「ハスラー」は2月に総合順位で10位に入ったが、3月は10位以下に順位を下げ、軽自動車だけの順位で6位だった。ただ、3月の販売台数は、前年同月に比べて7.5%増加の1万1147台。2月より販売台数を増やした。

 一方、ハスラーの競合車となるダイハツ工業の「タフト」は、軽自動車だけの順位で12位だった。2月の11位から1つ順位を下げた。2月の販売台数は7123台であり、2月よりもハスラーとの差は広がった。

 21年3月の新車販売上位10車種は以下の通りである(カッコ内は前年同月比の増減率、※は軽自動車)。

2021年3月メーカー名車種名販売台数
1位トヨタヤリス2万8466台(+116.2%)
2位ホンダN-BOX2万7164台(-23.0%)※
3位スズキスペーシア1万9584台(+21.8%)※
4位ダイハツタント1万7068台(-1.7%)※
5位トヨタルーミー1万6504台(+70.1%)
6位トヨタアルファード1万3986台(+77.4%)
7位日産ルークス1万3778台(+80.5%)※
8位日産ノート1万3352台(+21.4%)
9位ダイハツムーヴ1万3005台(-7.3%)※
10位トヨタカローラ1万2667台(-22.4%)