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 米General Motors(ゼネラルモーターズ、GM)は2021年4月6日、デトロイトの新しい工場「ファクトリーゼロ(Factory ZERO)」で、「GMC Hummer EV SUV」と「Chevrolet Silverado」の電気自動車(EV)モデルを生産すると発表した。同工場は、GM初のEV生産拠点になる予定で2020年2月から改修工事が進められている。2021年後半から、まず「Hummer EV Pickup」の生産を始め、続いてカーシェアリング向けの「Cruise Origin EV」を生産することが決まっている。今回のHummer EV SUVとSilverado EVの追加により、生産するEVのラインアップは4車種になった。

Hummer EV SUV
Hummer EV SUV
(写真:General Motors)
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 Silverado EVは大型ピックアップトラックで、従来のエンジン車で培った特徴を維持しつつ、EV向けの「Ultiumプラットホーム」をベースにゼロから設計するという。満充電で400マイル(約640km)以上の航続距離を目指して開発中だ。同社は、Ultiumプラットホームや仮想開発ツールなどを使うことで、モデル開発期間を半減し26カ月とした。

 Hummer EV SUVは、2020年10月に発表したHummer EV PickupのSUV版で、使いやすさを高めたモデルとなる。例えば、SUVはPickupよりホイールベースを227mm(8.9インチ)短くし、4輪操舵(そうだ)システムにより最小回転半径をPickupより0.5m小さい10.8mとした。Ultium電池システムを搭載し、1回の充電で最大300マイル(約480km)を走行できるという。