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 韓国Samsung Electronics(サムスン電子)は2021年4月1日、中周波数帯を使った商用5G NRの帯域幅を、それまで200MHzから2倍の400MHzにまで広域化する新技術を開発したと発表した。

出所:Samsung
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 中周波数帯を使うことで、広域カバレッジを確保しながら高速低遅延の通信を実現できる。今回の技術はMassive MIMOにも対応するため、事業者は最小限のハードウエアで、より柔軟性が高くコスト効率のよい中周波数帯の5Gサービスを提供可能となる。連続した400MHzの帯域を持たない事業者は、RAN共有の形で他の事業者と帯域を共有することで、この広帯域ソリューションの活用が可能になるという。同ソリューションは、2022年前半から商業利用可能となる予定だ。

 Samsungでは、今回の中周波数帯5G向け広帯域ソリューションに先立ち、2021年2月24日にも、中周波数帯向けAIベースソリューション「Mobility Enhancer」を発表している。

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 同ソリューションはMassive MIMO対応時のビームフォーミング制御にAIを活用することで、移動通信時のスループットを最大30%高速化する。従来のMassive MIMO対応無線装置をソフトウエアアップグレードすることで利用可能となる。このMobility Enhancerについては、2021年内に全世界に向けて提供開始するとしている。