自動運転技術を手掛けるスタートアップ(新興)企業の米Nuro(ニューロ)は2021年4月12日(現地時間)、米Domino’s Pizza(ドミノ・ピザ)と提携し、今週から米ヒューストンの一部の顧客に対して無人運転車でピザの配送を開始すると明らかにした。「レベル4」相当の自動運転機能を備えたNuro独自の小型電気自動車(EV)「R2」を用いる。

ドミノ・ピザのロゴなどでラッピングされたNuroの「R2」
ドミノ・ピザのロゴなどでラッピングされたNuroの「R2」
(出所:Nuro)
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 Nuroはもともと米Google(グーグル)で自動運転技術を開発していた技術者らが16年に創業した企業で、自動配送車分野では有名だ。トヨタ自動車グループで、ソフトウエアやスマートシティー開発を手掛けるウーブン・プラネット・グループ(Woven Planet Group)のCVC(コーポレート・ベンチャー・キャピタル)から出資を得たことで最近、注目を集めた。

 Nuroは以前から、プリウスを改造した自動運転車を利用してヒューストンで試験や、パートナー企業と商用配送サービスを実施してきた。例えば、ヒューストンではドラッグストアチェーン大手の米CVS Health(CVS)や小売り大手の米Kroger(クローガー)と協業し、特定の地域に対して配送を実施していた。