東芝は、代表執行役社長CEOの車谷暢昭氏が、2021年4月14日付けで取締役および執行役、代表執行役を辞任すると発表した。本人からの申し出による。後任には取締役会長の綱川智氏が就くことが同日開催の取締役会で決まった。

4月14日付で社長を辞任した車谷 暢昭(くるまたに・のぶあき)氏
4月14日付で社長を辞任した車谷 暢昭(くるまたに・のぶあき)氏
1980年、三井銀行(現三井住友銀行)入行。2007年に三井住友銀行執行役員、10年に同社常務執行役員に就任。三井住友フィナンシャルグループ常務執行役員、同社取締役などを経て、13年に三井住友銀行取締役兼専務執行役員、15年に同銀取締役兼副頭取執行役員、三井住友フィナンシャルグループ副社長執行役員に就任。17年5月から18年3月までシーヴィーシー・アジア・パシフィック・ジャパン会長兼共同代表を務める。18年に東芝代表執行役会長CEO。取締役代表執行役会長CEOを経て20年4月に社長に就任。21年4月14日に辞任。(撮影:加藤 康)
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 車谷氏は、投資ファンドのCVCキャピタル・パートナーズの日本法人であるシーヴィーシー・アジア・パシフィック・ジャパン会長兼共同代表を経て、18年に東芝代表執行役会長CEOに就任。1年前の20年4月に代表執行役社長CEOになったばかりだった。

 後任の綱川氏は1955年生まれの65歳。1979年に東芝に入社し、ヘルスケア事業開発部長や東芝メディカルシステムズ(現キヤノンメディカルシステムズ)代表取締役社長を務めた後、2014年に執行役上席常務に就任。16年6月に取締役・代表執行役社長、18年に取締役・代表執行役社長COOを経て、20年4月から取締役会長を務めていた。当面、会長と代表執行役社長CEOを兼任する。