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 日立製作所と作業服販売大手のワークマンは2021年4月19日、ワークマンの店舗に日立が開発したAI(人工知能)を使った商品の発注システムを導入すると発表した。ワークマンは2021年3月から先んじて2店舗で同システムの利用を始めており、このほど国内すべての約900店への展開を決めた。1日当たり約30分かかっていた店舗における発注業務を9割超減らし、約2分に短縮できるという。

 食品スーパーなどへの導入実績がある日立の発注システム「Hitachi Digital Solution for Retail/AI需要予測型自動発注サービス」をベースに、ワークマン仕様の独自システムを開発した。具体的には「商品の売れ行きに応じてAIによる需要予測と自動補充のアルゴリズムを自動で切り替える仕組みを取り入れている」(日立の産業・流通ビジネスユニットエンタープライズソリューション事業部流通システム本部の音川芳賢氏)という。需要予測と自動補充の機能を自動で切り替える発注システムの開発は「日立として初めての試みになる」(音川氏)。

 ワークマンは2021年11月までに450店への導入を計画する。「900店への展開は加盟店の了承を得ながら順次進めていきたい」(ワークマンのスーパーバイズ部データ分析G兼需要予測発注Gの長谷川誠氏)とした。