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 米General Motors(GM)と韓国LG Energy Solution(LGエナジーソリューション)の合弁会社、Ultium Cells(アルティウムセルズ)は2021年4月16日、米国に2番目の電池セル生産工場を建設するため23億ドルを投資すると発表した。新工場はテネシー州スプリングヒルのGMからリースされた土地に建設する。約26万m2の施設を建設し、2023年後半には稼働を始める。約1300人を新たに雇用する予定。なお、LG Energy Solutionは韓国LG Chem(LG化学)が2020年12月に設立した電池事業子会社である。

(写真:General Motors)
新工場の完成予想図
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 新工場には、電池技術やセル材料の今後の進歩にも適応できるよう、柔軟性が高く効率的な電池セル製造プロセスを導入する。新工場で生産した電池セルは、GMのスプリングヒル組立工場に供給される。スプリングヒル組立工場は、GMの3番目のEV生産工場になることが発表されており、新型「Cadillac LYRIQ」が最初に生産されるEVとなる。

 Ultium Cellsの電池セルは大判のポーチ型で、積み重ねて電池パック化する。このセルを使ったGMの電気自動車(EV)は、レベル2の交流充電器およびレベル3の直流急速充電器に対応する。また、これまでのEVは400Vの電池パックを搭載し最大出力が200kWまでの急速充電に対応していたが、GMの新しいEVトラックは、800Vの電池パックと350kWまでの急速充電に対応するという。