豊田中央研究所は2021年4月21日、太陽光と二酸化炭素(CO2)、および水(H2O)からギ酸の塩を合成する人工光合成技術で、太陽光からギ酸へのエネルギー変換効率7.2%を実現したと発表した。この成果は学術雑誌「Joule」にも掲載された1)


†ギ酸(HCOOH)=メタノールを酸化すると、ホルムアルデヒドを経由して得られる化学物質(英語ではformic acid、塩はformate)。メタノールなどと同様、目に対する毒性が強い。蟻(アリ)の毒腺の成分でもあるため、この名がある。国内では家畜用飼料の防腐剤、皮なめし用材料、医療食品向けなどに年間約70万トンが使われている。

1)Kato,N.,et al."A large-sized cell for solar-driven CO2 conversion with a solar-to-formate conversion efficiency of 7.2%,"Joule, vol.5,issue 3,pp.687-705,Mar. 2021.
豊田中央研究所が開発した電極寸法が36cm×36cmの人工光合成装置
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豊田中央研究所が開発した電極寸法が36cm×36cmの人工光合成装置
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豊田中央研究所が開発した電極寸法が36cm×36cmの人工光合成装置
左が太陽光を当てる側から見た様子。太陽電池が見えている。右はその裏側の様子(写真:日経クロステック)