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 ドイツAudi(アウディ)の日本法人は、全面改良した小型車「A3」を2021年5月18日に発売する(図1、2)。FF(前部エンジン・前輪駆動)車である「30TFSI」と4WD(4輪駆動)車の「40TFSI」を用意する。30TFSIは簡易ハイブリッド車(MHEV)で、アウディの日本市場における小型車セグメントで初めて、BSG(ベルト駆動スターター兼オルタネーター)と48Vのリチウムイオン電池を組み合わせた。価格は310万円(税込み)から。

図1 「A3」のハッチバック
図1 「A3」のハッチバック
ハッチバックとセダンの2タイプを用意する。40TFSIは2021年秋発売予定。(出所:アウディジャパン)
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図2 斜め後ろから
図2 斜め後ろから
(出所:アウディジャパン)
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 30TFSIに搭載するMHEV機構の役割は、低燃費化と走行性能の向上だ。減速時はBSGが発電機として働き、最大12kWを発電する。減速エネルギーを電気としてリチウムイオン電池に回収する。蓄えた電気はBSGがモーターとして機能する際に利用し、発進・加速時にエンジンを補助する。

 パワートレーンには、FF車に排気量1.0Lの直列3気筒エンジンを、4WD車に排気量2.0Lの直列4気筒エンジンを採用する(図3)。1.0Lのエンジンは最高出力が81kWで、最大トルクは200N・m(図4)。2.0Lのエンジンは最高出力が140kWで、最大トルクが320N・mである。

図3 「A3」と「S3」のパワートレーン
図3 「A3」と「S3」のパワートレーン
(出所:アウディジャパン)
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図4 A3のハッチバックのエンジンルーム
図4 A3のハッチバックのエンジンルーム
排気量1.0Lのエンジンを搭載する「30TFSI」。(出所:アウディジャパン)
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 アウディジャパンはハッチバックとセダンの2タイプを用意する。車両寸法は、A3のハッチバックで全長4345mm×全幅1815mm×全高1450mm、ホイールベースは2635mm。先代モデルと比べて全長が20mm、全幅が30mm増えた。全高とホイールベースは変更していない。

 同社はA3の高性能モデル「S3」も発売する予定である(図5)。A3と同じくハッチバックとセダンがあり、駆動方式は4WDのみ。パワートレーンには排気量2.0Lの直列4気筒エンジンを搭載した。最高出力は228kWで、最大トルクは400N・m。価格は642万円(税込み)から。

図5 「S3」のハッチバック
図5 「S3」のハッチバック
(出所:アウディジャパン)
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