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 米Microchip Technologyは、車載大画面ディスプレーに向けて、1チップ・タッチ・コントローラーIC「MXT2912TD-UW」を発表した(ニュースリリース:PDF)。最大で45インチの液晶および有機ELディスプレーにおいて1チップでタッチ機能を実現できる。

新製品とその利用イメージ
新製品とその利用イメージ
(出所:Microchip Technology)
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 MXT2912TD-UWは静電容量式でタッチ検出するため、スマートフォンのような操作が可能だとする。この製品は、車載IC向け信頼性規格「AEC-Q100」の認証を取得し、車載向けEMC規格「CISPR 25 Level 5」に沿う。ファームウエアはAutomotive SPICE Level 3プロセスに準拠し、FMEDA(Failure Modes Effects and Diagnostics Analysis)プロセスに関連して、自動車の機能安全規格「ISO26262 ASIL-B」にも準拠しているとする。

 新製品を使うと、素手の場合に最大で10mm厚のガラスや最大6mm厚のアクリル樹脂を挟んでのタッチ、5mm厚の手袋をした場合に最大で6mm厚のガラスや最大3mm厚のアクリル樹脂を挟んでのタッチを検出できる。同時に16タッチまでリアルタイムの追跡が可能である。指1本でのタッチの場合にリフレッシュレートは250Hz以上、指10本でタッチの場合は50Hz以上だという。なお、固定領域タッチキーの場合は、32個までサポートできる。

 マイコンなどのホストICとのインターフェースはSPIまたはI2C。自己診断/リポート機能を備える。電源電圧は3.3V。動作温度範囲はセ氏-40~+105度または同-40~+85度。パッケージは24mm×24mm×0.4mmの176ピンLQFPである。現在、MXT2912TD-UWは量産出荷中。価格などは未公表。