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 ドイツDaimler Truck(ダイムラートラック)とスウェーデンVolvo Group(ボルボグループ)は、燃料電池システムを開発、生産する合弁会社、cellcentric(セルセントリック)を2021年3月1日付で設立した。cellcentricは欧州最大級の燃料電池システムの量産を計画しており、2025年に操業を開始する予定。

開発中の大型トラック向け燃料電池システム
開発中の大型トラック向け燃料電池システム
(写真:Daimler Truck、Volvo Group)
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 合弁会社を設立するためボルボは、Daimler Truck Fuel Cell(ダイムラートラック・ヒューエルセル)の株式の50%を約6億ユーロで取得した。同社には300人以上の高度な専門知識を持つエキスパートが在籍し、カナダのバーナビーとドイツのシュツットガルトの開発拠点で、すでに700件以上の特許を取得しているという。

 燃料電池システムの詳細と量産する場所などは2022年に明らかにするという。量産に向けた準備として、ドイツのシュツットガルト近郊のエスリンゲンにある拠点で試験生産の準備を始めており、プロトタイプの出力向上に向けた開発などを進めている。