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 NTT東日本は2021年5月6日、東京都全域で午前9時から加入電話の着信制限を実施したと明らかにした。利用者の通話が増え、警察や消防といった緊急通報がつながらなくなることを避けるための措置だ。混雑が緩和したエリアから解除し、午前11時43分までに全域で解除したという。

 NTT東日本は「通信の秘密」により通話の内容を知り得ない立場にあり、通話が急激に増えた原因は分かっていない。ただ、新型コロナウイルスのワクチン接種に関する電話の予約や問い合わせの受け付けが、大型連休前後から都内の複数の自治体で始まっており、この影響ではないかとの見方が浮上している。

 着信制限は大規模災害の直後などにかかることが多い。NTT東日本は着信制限の基準を公表していないが、通信設備は常に余裕を持たせてあるという。