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 教育ITベンチャーのモノグサは2021年5月7日、大手学習塾の市進が学習支援ツールの「Monoxer(モノグサ)」を導入したと発表した。生徒一人ひとりの習熟度に合わせてAI(人工知能)が問題の出題頻度や難易度を調節することでスムーズな記憶の定着を図れる。市進はMonoxerを授業と組み合わせて、生徒の学習効率の向上を目指す。

 Monoxerは問題集の内容をどれぐらいの期間で覚えたいかを設定すると、毎日の学習量や問題の内容を自動で調整してくれるのが特徴だ。例えば英単語の学習では記憶の定着度に応じて、単に英単語を書き写す問題、日本語の意味から正しい英単語を4択で選ぶ問題、日本語の意味を見て英単語を打ち込む問題といった難易度や、出題のタイミングを変える。モノグサによると2021年3月末時点で3000以上の施設で導入されているという。

 市進はまずオンライン授業の学習塾「市進オンラインスクール」で導入した。市進が作った問題と教材会社の問題集を併用し、定期テスト対策などに役立てる。生徒の学習の進捗をリアルタイムにチェックしたり、チャット機能で生徒とコミュニケーションをとったりすることにもMonoxerを活用する。遠隔でも個人のレベルに合わせた指導の実現に役立てる。効果を確認しながら、「市進学院」などの対面授業の学習塾での導入も検討する。