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 日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が2021年5月11日に発表した同年4月の車名別新車販売台数によると、登録車と軽自動車を合わせた総合順位で、トヨタ自動車の小型車「ヤリス」シリーズが8カ月連続で首位を守った(図1)。

ヤリス
図1 ヤリスシリーズは8カ月連続で首位
(出所:トヨタ自動車)
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 総合順位の2位は8カ月連続でホンダの軽自動車「N-BOX」だったが、3位にはトヨタの背高ワゴンタイプの小型車「ルーミー」が入った。20年11月から21年3月まで5カ月連続で3位だったスズキの超背高ワゴンタイプの軽自動車「スペーシア」は、4月は4位に順位を下げた。

 登録車では、ヤリスシリーズとルーミー以外のトヨタ車も販売が好調だった。総合順位で10位以内に入った登録車はすべてトヨタ車である。これに対して、ヤリスの競合車であるホンダの小型車「フィット」は苦戦が続く。4月の販売台数は前年同月に比べて62.6%減の3359台。登録車だけの順位で17位(3月は10位)にとどまり、ヤリスに大差を付けられた。

 一方、ルーミーの競合車であるスズキの背高ワゴンタイプの小型車「ソリオ」は、登録車だけの順位で10位に入った。4月の販売台数は、前年同月に比べて105.8%増の4966台。20年12月に発売した全面改良車が販売増加に寄与した(図2)。

ソリオ
図2 ソリオは全面改良車が販売増加に寄与
( 出所:スズキ)
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 軽自動車では、スズキの「ハスラー」は軽自動車だけの順位で5位だった。3月の6位から1つ順位を上げた。4月の販売台数は、前年同月に比べて59.2%増の6834台である。

 ハスラーの競合車となるダイハツ工業の「タフト」は、軽自動車だけの順位で10位だった。3月の12位から2つ順位を上げたが、4月の販売台数は4655台であり、3月よりも販売を減らした。

 なお、20年4月は新型コロナウイルスの感染拡大が本格化した時期であり、自動車各社は大きく販売台数を減らした。コロナ禍は現在も続くが、国内の新車市場は回復基調にある。こうした事情もあり、21年4月に総合順位で10位以内に入った車種はすべて前年同月比で販売台数を増やした。

 21年4月の新車販売上位10車種は、以下の通りである(カッコ内は前年同月比の増減率、※は軽自動車)。

2021年4月メーカー名車種名販売台数
1位トヨタヤリス1万9974台(+97.4%)
2位ホンダN-BOX1万6733台(+19.9%)※
3位トヨタルーミー1万2161台(+138.3%)
4位スズキスペーシア1万802台(+68.1%)※
5位ダイハツムーヴ9750台(+41.8%)※
6位ダイハツタント9471台(+14.2%)※
7位トヨタカローラ7976台(+19.4%)
8位トヨタライズ7814台(+40.9%)
9位トヨタアルファード7576台(+32.0%)
10位トヨタハリアー7112台(+364.5%)