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 NTTドコモは2021年5月14日、子会社で国内シェアサイクル大手のドコモ・バイクシェア(東京・港)でシステム障害が発生し、午前8時ごろから午前10時15分ごろまでサービスを利用しづらい状況になったと発表した。

 ドコモ・バイクシェアが手掛けるのは移動先で手軽に乗り捨てできる自転車のシェアリングサービス。「ポート」などと呼ばれる駐輪場でスマホアプリを使って自転車を借りたり返却したりする。今回は利用者がスマホアプリでログインできない、自転車を借りたり返却したりできない、などのトラブルが全国的に発生したという。

 同社のサービスをめぐっては2019年8月にも不具合が発生した。この時は、システム基盤として利用している米アマゾン ウェブ サービス(Amazon Web Services)のクラウドサービスで大規模な障害が発生した影響を受けた。一方、今回は自社システムの障害が原因という。

「3密」を避ける移動手段として利用が急増しているドコモ・バイクシェアの電動自転車
「3密」を避ける移動手段として利用が急増しているドコモ・バイクシェアの電動自転車
(出所:ドコモ・バイクシェア)
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 ドコモ・バイクシェアは2011年4月から横浜市でサービスを開始し、現在は東京都区部や全国の主要都市や観光地などに展開している。2020年の新型コロナウイルスの感染拡大以降、「3密(密閉、密集、密接)」を避けるため、通勤・通学で利用する人も急増している。こうしたなかで通勤・通学時間帯を直撃した今回の障害。NTTドコモは「お客様には大変ご迷惑をおかけしたことを深くおわび申し上げる」と謝罪している。