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 東京都内で固定電話がつながりにくくなった件でNTT東日本は2021年5月19日、原因が「制限する電話番号の設定ミスだった」(ネットワーク事業推進本部サービス運営部長の池田敬取締役)と発表した。

 新型コロナウイルスのワクチン接種予約による通話が増えている状況を受けて、NTT東日本はコールセンターなど特定電話番号への着信が集中すると考えられる場合に、利用者がかけた電話の一部を自動音声ガイダンスに接続する通話制限を実施している。毎日、翌日の制限対象となる電話番号を交換機にセットしており、5月18日に19日分をセットした際に誤った番号を登録してしまった。

 誤って登録した番号が通常の電話番号ではなかったことが影響を大きくした。東京都内において、番号ポータビリティーという仕組みで固定電話で使っていた電話番号を変えずにひかり電話を利用している64万件の電話番号すべてを表現する番号だったためだ。結果、ほとんどが制限対象でない64万件の電話番号への着信が制限され、つながりにくい状況を生んだ。東京都内全体の電話番号の約2割に当たる規模という。