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 社内システムの内製化やネット注文した商品を店舗のロッカーで受け取れる「CAINZ PickUp(カインズピックアップ)」など、DX(デジタルトランスフォーメーション)を積極的に進めているカインズが、顧客の「位置情報」の活用に乗り出した。

 その一つとして、人流データの解析サービスを手掛けるunerry(ウネリー)との資本業務提携を2021年5月26日に発表した。unerryは多数の位置情報を基にした人流データの解析に強みを持つ。個人を特定せずに、どんな地域や特性を持った人に広告発信をすれば来店につながりやすいかや、実際に店舗へ来たのかなどを解析できる。

 カインズはunerryと組むことで、例えば店舗内でどう行動したかや、どのあたりの場所からどの時間帯に来店したかなど、多面的なデータを使って顧客の行動を分析できるようになる。顧客に合った商品構成や広告に生かして購買を促すだけでなく、メーカーとも連携して魅力ある売り場構成にしていくことで「売り場のメディア化」と呼ぶ顧客体験の向上につなげる。現在、こうした施策に取り組むデータビジネス専門の部署を社内に立ち上げ、そこにunerryも参加する。