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 米NVIDIA(エヌビディア)は2021年5月27日(米国時間)、同社GPUを採用したスーパーコンピューター(スパコン)「Perlmutter」が米NERSC(National Energy Research Scientific Computing Center)で稼働すると明らかにした。FP32(単精度浮動小数点)とFP16(半精度浮動小数点)を用いる混合精度演算で4E(エクサ)FLOPSに達するという。

スパコン「Perlmutter」
スパコン「Perlmutter」
(出所:エヌビディア)
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 Perlmutterは、エヌビディアのGPU「A100」を6159基採用している。A100が搭載するディープラーニングに向けた演算コア「Tensor Core」により、混合精度演算が可能だとする。天体物理学や気候科学などでの利用を想定しており、例えば、広大な3次元の宇宙地図を短期間で作製できるという。

 NERSCは米エネルギー省(DOE)の科学局(Office of Science)が管轄する組織。カリフォルニア州バークレーにある米ローレンス・バークレー国立研究所(Lawrence Berkeley National Laboratory:LBNL)の一部門である。今回発表したスパコンはフェーズ1で、米ヒューレット・パッカード・エンタープライズ(HPE)が製作した。CPUには米AMD製品を搭載している。21年後半にフェーズ2に移行してシステムを拡張する予定だ。

NERSCの建物の外観
NERSCの建物の外観
(出所:エヌビディア)
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