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 対話アプリ「LINE」ユーザーの個人情報が中国の委託先企業から閲覧可能だった問題を巡り、LINEは2021年6月2日、同アプリの「アルバム」や、アプリに投稿したメッセージや写真をメモのように保存できる「Keep(キープ)」機能に保存したデータを国内に転移すると発表した。アルバムに保存したデータは2024年前半までに、Keepに保存したデータは2022年前半までに転移を完了する予定だ。

 同社は2021年3月に、「トーク」に投稿した画像や動画などに関して、韓国のデータセンターに保管しているデータを2021年6月までに国内に転移すると発表している。一方でアルバム内のデータの転移についてはこれまで開示しておらず、トークのデータと比べて国内への転移が遅れる見込みだ。

 LINEは「アルバムやKeepなどのストレージ機能はトークとは別個の機能だと考え、これまでのプレスリリースではトークで送受信されるデータの対象としてアルバムやKeepなどのデータを含めていなかった」と説明する。その上で「アルバムやKeepなどのデータの国内転移については、トークで送受信される画像・動画・ファイルデータとは当初から切り分けて転移スケジュールを設定していた」とした。

 トークに投稿したデータは一定期間後にストレージから削除されるが、アルバムやKeepに保存したデータは無期限に保管される仕様になっている。同社が2021年3月に発表したスケジュールについては、遅延は発生していないという。