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 ゴードーソリューション(浜松市)は、IoT(Internet of Things)によって工作機械の稼働状況を監視するシステム「Nazca Neo Linka」(ナスカ・ネオ・リンカ)と、サイボウズが提供するクラウドサービス「kintone」(キントーン)を連携させるアプリ「Nazca Neo Linka for kintone」の提供を開始した。両者を連携させれば、外出先や海外拠点からでも工場の稼働状況を把握でき、迅速な意思決定と顧客への納期回答に利用できるという。

* ゴードーソリューションのニュースリリース:https://www.godo.co.jp/info/nazca-neo-linka-ver2-3-release-up

 Nazca Neo Linkaは、NC工作機械の他、RFIDやバーコードなどのセンシング機器からさまざまなデータを取得し、複合的に管理するシステム(図1)。ユーザーは、加工中・停止・段取り中といった工作機械の稼働状態に加えて、作業担当者、作業時間、ワークなどの情報をパソコンやスマートフォンからリアルタイムに確認できる。NCプログラムの入出力・管理にも対応。データを蓄積し、稼働率や累積稼働時間、アラーム回数などを集計できる。

図1:システム構成イメージ(出所:ゴードーソリューション)
図1:システム構成イメージ(出所:ゴードーソリューション)
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 新アプリでNazca Neo Linkaとkintoneを連携させると、Nazca Neo Linkaで得た稼働データを暗号化し、自動でkintoneへアップロードする。アップロードされたデータは、kintoneの画面上で閲覧する他、任意の期間での集計も可能だ(図2)。例えば、拠点・機械別の稼働率や機械の稼働時間、異常停止時のエラー内容、案件別の作業者の拘束時間を、ボタン1つで得られる(図3)。

図2:稼働監視機能と稼働管理機能のイメージ(出所:ゴードーソリューション)
図2:稼働監視機能と稼働管理機能のイメージ(出所:ゴードーソリューション)
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図3:データ集計のイメージ(出所:ゴードーソリューション)
図3:データ集計のイメージ(出所:ゴードーソリューション)
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 連携アプリの導入に当たって、社内ネットワークの設定変更や再構築は不要。既に利用しているkintoneへの追加も可能で、日報や案件管理といった他の業務アプリと同じポータル画面から、工場の稼働監視機能や稼働管理機能を使える。アプリのインストールや設定といった事前作業は、ゴードーソリューションの専任スタッフが担当する。

 連携アプリNazca Neo Linka for kintoneの料金は、初期構築費・導入費、kintone使用料、「kintone Adaptor」使用料の3つから成る。初期構築費・導入費は9万9000円(税込み、以下同)で、kintoneの1ユーザー当たりの年間使用料金(スタンダードコース)は1万9404円(月額相当1617円)。kintoneは5ユーザーからの契約が可能で、月単位での契約の場合は1ユーザー当たり1650円となる。kintone Adaptorの年間使用料は6万6000円で、1年以上の契約が必要。既にkintoneのスタンダードコースを利用している場合は、初期構築・導入費とkintone Adaptor使用料で連携アプリを使える。

 Nazca Neo Linkaの年間使用料は、接続する工作機械が32台まで定額。稼働監視やNCプログラムの送受信操作に対応した「Nazca Neo Linka Server」が16万5000円、稼働管理を担う「Nazca Neo Linka Operation Manager」と加工生産管理機能を持つ「Nazca Neo Linka Work Manager」、NCプログラム管理機能である「Nazca Neo Linka NCprogram Manager」がそれぞれ13万2000円。いずれも最小契約単位は1年で、別途、接続に必要なハードウエアと導入作業の費用がかかる。