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 インテージグループのインテージテクノスフィアは動画解析のBI(ビジネスインテリジェンス)ツール「Label Note(ラベルノート)」を2021年6月末に本格提供することが、2021年6月14日までに分かった。インテージ側がモニターとなる消費者を集め、動画中に発生する行動や事象にタグを付けてLabel Note利用者に提供するため、利用者は動画の解析や準備といった作業を効率化できる。

 メーカーは消費者が商品を使用するシーンを見ながら商品開発するといった用途に使える。例えば自動車メーカーなどが運転の様子を分析する際、Label Noteを使えばあらかじめタグ付けされた「左折」や「あくび」などの行動や、「ウインカー」など特定の操作をした部分に絞って動画を見られる。動画のシーンにひも付いたチャット機能も備えており、遠隔地の人と分析内容を議論することも可能だ。

タグやチャット機能を使って効率的に動画の解析ができる
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タグやチャット機能を使って効率的に動画の解析ができる
(出所:インテージテクノスフィア)

 料金は月額で税別5万円から。動画の量やタグ付けの数、難易度などによって数十万から数百万円のタグ付け作業の費用が別に必要となる。利用者側でタグ付けや集計作業などができるオプションも用意する予定だ。

 2020年7月から実施していたテスト運用では自動車メーカーやカーナビメーカーのほか、化粧品メーカーによる海外各国での化粧方法の違いの分析、家電メーカーや日用品メーカーによるキッチン周りでの行動分析といった需要があったという。

 インテージによると現在までに6社がLabel Noteを導入済み。今後は小売店の消費行動分析、工場で新人と熟練の社員の作業工程を比較ができるツールなどとしても売り込む。2022年6月までに100社での導入を目指す。