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 機械工具卸大手のトラスコ中山は2021年6月15日、愛知県に新設する次世代物流センターに最大250億円を投じると発表した。天候や気温、販売状況などから人工知能(AI)が顧客の需要を先読みし、商品を配送する「先回り納品」を実現する新システムを同施設で稼働させる予定だ。

 次世代物流センター「プラネット愛知」は2024年の稼働を計画する。同センターで新システムを稼働させ、順次既存の物流センターにも展開する方針だ。

 同日、AI開発のシナモン、物流ロボットのGROUNDと資本業務提携するとも発表した。それぞれに5億円ずつ出資し、新システムの開発に生かす。名古屋大学とも研究開発で連携する。

 トラスコ中山は2020年に、経済産業省と東京証券取引所がデジタルトランスフォーメーション(DX)の先進企業を選定する「DX銘柄2020」でグランプリに輝いた実績を持つ。2021年6月7日発表の「DX銘柄2021」でも2年連続でDX銘柄に選ばれた。