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 米アカマイ・テクノロジーズ(Akamai Technologies)は2021年6月17日、自社サービスに関わる障害が発生したと公表した。同社の技術ブログによると障害は数分で回復したが、米国や豪州では大手企業のサイトが1時間ほどアクセスできなくなる影響を受けた。日本では「影響はほとんどなかった」(日本法人)など地域で差が出ている。

 技術ブログによると、障害は日本時間で6月17日午後1時20分に発生し、数分で回復した。DDoS(Distributed Denial of Service)攻撃を防御するサービス「Prolexic DDoS」で発生した障害だという。日本法人によると、障害の原因は「同サービスの運用管理で用いているソフトウエアのバグ」である。

 現地報道によると米国や豪州で大手企業のサイトが1時間ほどアクセスできなくなる影響が出た。米国ではアメリカン航空(American Airlines)やデルタ航空(Delta Air Lines)など航空大手のサイトが、豪州では航空大手のヴァージン・オーストラリア(Virgin Australia)やオーストラリア・コモンウェルス銀行(Commonwealth Bank of Australia)などのサイトが影響を受けた。

 一方で日本法人によれば、日本国内での影響は極めて軽微だった。「影響の範囲や地域差の原因について調査を進めている」(日本法人)。

■変更履歴
アカマイ・テクノロジーズの申し入れにより、障害が発生したサービスに関する記述を修正しました。記事公開当初、「Prolexic DDoS」サービスについて「CDNのオプションサービス」としていましたが、正しくはCDNとは独立したサービスでした。タイトルと本文は修正済みです。[2021/6/18 18:15]