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 中国Huawei Technologies(ファーウェイ)は2021年6月17日、「Better World Summit for 5G+AR」と題するイベントにて、同社キャリアBG CMO(最高マーケティング責任者)のBob Cai氏による基調講演「5G+AR, Turning Dreams into Reality」の概要を自社ニュースリリースで紹介している。今後、AR(拡張現実)と5Gの連携により、双方がより活性化するとして業界への協力を求めている。今回のイベントに向けては、デバイスやアプリケーション、ネットワーキングの観点からAR業界を洞察する白書「AR Insight and Application Practice White Paper」も発表した。

ファーウェイ キャリアBG CMOのBob Cai氏(出所:Huawei)
ファーウェイ キャリアBG CMOのBob Cai氏(出所:Huawei)
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関連ニュースリリース: Huawei Releases AR White Paper and Elaborates on Benefits of 5G + AR 関連リポート: AR Insight and Application Practice White Paper

 同社によると、AR市場は2025年までに3000億米ドルの規模に成長すると予測している。最初に導入される分野としては、教育、ソーシャルネットワーキング、ショッピング、旅行、ナビゲーション、ゲームなどがあり、現実世界とデジタル世界を融合し、夢を現実にする手段になるとしている。

 同社では、新型コロナウイルス感染症拡大により、直接顧客とアクセスできなくなった代わりに、新製品のデモンストレーションを、ARを活用しオンラインで紹介している。5G基地局の展開に向けてもARを活用し、迅速かつ効率的な作業を可能にしているという。

 今回のイベントでは、Huawei のAR作成技術のデモも披露。同社独自のアルゴリズムを使った「Air Photo」により、2次元写真を簡単にデジタルの3次元データに変換可能とする。併せて、ARモバイル端末開発用のプラットフォーム「Huawei AR Engine」も紹介。こちらはわずか10行のコードを書くだけで、ARアプリケーションを開発できるとしている。

 このほか、深セン通信管理局局長のHe Chengjian氏をはじめとする来賓の講演もあった。He Chengjian氏は、深セン市を5G SA(Standalone)サービスが全域に展開された世界初の都市であると紹介した。その上で、ARに代表されるICTサービスは今後、製造業、eコマース(電子商取引)、不動産、インテリアをはじめ、文化、スポーツ、観光、医療、教育などさまざまな分野で活用されていくとした。

深セン通信管理局長のHe Chengjian氏(出所:Huawei)
深セン通信管理局長のHe Chengjian氏(出所:Huawei)
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