日本IBMは2021年6月25日、同社のデータセンターでシステム障害が発生し、顧客のシステムに影響が出ていると明らかにした。電源系統の一部が故障し、発煙があった。大半のシステムは復旧したが、一部顧客のシステムで復旧作業を続けており、25日午後6時10分時点で全面復旧に至っていない。
同社によると、2021年6月24日午後10時6分ごろ、千葉市美浜区にある幕張データセンターで電源系統の一部が故障し、発煙があった。その影響で同データセンターを使う地方銀行など幅広い顧客のシステムに影響が出た。同社のクラウドサービス「IBM Cloud」は別のデータセンターで運用しており、通常通り稼働している。