Zホールディングス(ZHD)は2021年7月5日、日用品や食料品を即時配達するサービスの実証実験を2021年7月末に始めると発表した。グループのアスクルと出前館と共同で取り組む。利用者は出前館のWebサイトやスマートフォンアプリで、アスクルが販売する約300種類の商品から選んで注文、決済すると、最短15分で商品を受け取れる。

サービスの概要
サービスの概要
(出所:Zホールディングス)
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 まず東京都板橋区を中心とした地域で始める。ZHDによれば同地域は出前館の顧客が多く、商圏として有望という。まず対象地域を限定して即時配達の需要動向やサービス品質を調べたうえで、順次3~5地域に拡大する。対象地域は都内に限らず検討するとしている。

 対象の商品は洗濯や掃除、衛生といった日用品、冷凍食品やカップ麺、パン、酒類などの飲食料品。同サービス向けに専用倉庫を設ける。ZHDと傘下のヤフーおよびLINEは、集客やポイント施策などのマーケティング面で支援する。

 ZHDは2021年3月にLINEと経営統合した際、出前館の配送網を食事以外の配送にも生かすと表明していた。今回の実証実験を皮切りに、宅配や物流の事業強化を加速させる考えだ。