NECは2021年7月13日、米マイクロソフトとクラウド分野で提携することを発表した。両社はMicrosoft 365や5G(第5世代移動通信システム)、AI(人工知能)など互いの技術を活用し、顧客のクラウド導入を進める。今後NECはMicrosoft Azureを優先クラウドプラットフォームとして採用する。
まずはNEC自身の働き方改革で適用する。具体的には、オンプレミスのIT環境をAzureへ移行するほか、Azure Virtual DesktopなどのAzure関連のサービスをNECグループ11万人の従業員が利用できるようにする。今後は小売業での取引データをAIでリアルタイムに分析するなど、広い業種でのDX(デジタルトランスフォーメーション)を支援していく。