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 トヨタ自動車は2021年7月16日、同社の高岡工場(愛知県豊田市)で8月に生産調整を行うと発表した。車載半導体の不足によって、部品の調達に影響が出るためである。

 高岡工場第1ラインの稼働を、8月2~6日の5日間停止する。同工場では中型SUV(多目的スポーツ車)の「RAV4」や「ハリアー」、中型車の「カローラ」や「同ツーリング」などを生産している(図1)。

トヨタ自動車の高岡工場
図1 トヨタ自動車の高岡工場
ハリアーを生産している様子(写真:トヨタ自動車)
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 このうち8月の稼働停止によって、カローラと同ツーリングの生産に影響が出る。両車を合わせた減産台数は約9000台という(図2)。

中型車「カローラ」
図2 中型車「カローラ」
(写真:トヨタ自動車)
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 半導体不足の影響によってトヨタは直近では21年6月に、トヨタ自動車東日本の岩手工場(岩手県金ケ崎町)と宮城大衡工場(宮城県大衡村)で生産調整を行った。2工場を合わせた減産台数は約2万台とみられる。

 これにより、両工場で生産している小型車の「ヤリス」、小型SUVの「ヤリスクロス」と「C-HR」の納車に影響が出ている。