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 パナソニックは2021年7月19日、製造業における物流や流通など、サプライチェーンの業務を効率化できる「現場最適化ソリューション」を発表した。製造業の流通・物流現場における作業工程を可視化し、AI(人工知能)などを使って最適化できる。「例えば流通現場では、1カ月のシフト作成に数十時間かかっていた。AIなどを使えば7割減らせる」とパナソニック コネクティッドソリューションズ 上席副社長の片倉達夫氏は語る。

 店舗などの流通現場はこれまで、在庫状況を十分に把握できずに、過剰発注や廃棄ロスが起こりやすかった。パナソニックの現場最適化ソリューションでは、現場にカメラやセンサーを設置して、陳列状況や来店客の導線を可視化。AIを使った画像処理で作業内容を分析したり、作業に必要な人数を割り出したりすることで、シフト計画などを最適化できるという(図1、図2)。

図1 これまでは在庫状況などの把握が難しかった(出所:パナソニック)
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図1 これまでは在庫状況などの把握が難しかった(出所:パナソニック)

図2 カメラやAIを使った現場の可視化で、業務効率化を目指す(出所:パナソニック)
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図2 カメラやAIを使った現場の可視化で、業務効率化を目指す(出所:パナソニック)

 現場最適化ソリューションは、パナソニックとサプライチェーンソフトウエアを手がける米Blue Yonder(ブルーヨンダー)が共同で提供する。パナソニックは在庫などの可視化や最適化、Blue Yonderは需要予測や発注計画などを担う。パナソニックは21年4月、約7700億円の資金を投じてブルーヨンダーの全株式を取得すると発表している。今後は両社の技術を使ってサプライチェーン全体の最適化を目指す。