PR

 トヨタ自動車は2021年7月22日、子会社のトヨタ車体の富士松工場(愛知県刈谷市)で生産調整すると発表した。東南アジアにおける新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、ベトナムからの部品供給が不足しているためである。車載半導体不足の影響ではないという。

 富士松工場の第2ラインの稼働を、7月29~30日と8月2~4日の5日間停止する。これにより、ミニバンの「アルファード」「ヴェルファイア」「ノア」「ヴォクシー」「エスクァイア」の生産に影響が出る。減産台数は、5車種の合計で約3000台になる()。

アルファード
図 トヨタ車体の富士松工場で生産する「アルファード」
(出所:トヨタ自動車)
[画像のクリックで拡大表示]

 東南アジアでは現在、感染力の強いデルタ型(インド型)の変異株の感染が拡大している。マレーシアやタイ、インドネシア、ベトナムなどで感染者が急増しており、トヨタはタイにある全工場の稼働を7月21日から28日まで停止する。

 また、トヨタは車載半導体不足の影響によって、高岡工場(愛知県豊田市)の第1ラインの稼働を、8月2~6日の5日間停止する計画だ。これにより、中型車「カローラ」と「同ツーリング」の生産に影響が出る。両車を合わせた減産台数は約9000台という。