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 台湾Nuvoton Technology(ヌヴォトン テクノロジー)は、Bluetooth Low Energy(BLE)5.0対応の無線通信MCU「NuMicro M031BT/M032BTシリーズ」を発表した ニュースリリース 。CPUコアは「Arm Cortex-M0」である。IIOT(Industrial Internet of Things)やスマートホーム、民生機器に向ける。

 BLE 5.0対応のモデムを備え、RF回路を集積する。独自プロトコルの2.4GHz通信にも対応できるという。データレートは1M/2Mサンプル/秒。トランスミッターの出力は可変で-20~+8dBm。レシーバーの受信感度は-94dBmである(データレートが1Mサンプル/秒のとき)。

 M031BTは下位シリーズ、M032BTは上位シリーズで、後者の方がCPUコアの動作周波数が高かったり、メモリー容量が大きかったり、周辺回路が多かったりする。両シリーズそれぞれに2製品があり、2製品間でもメモリー容量や周辺回路が異なる。

 2シリーズ4製品の中でハイエンド製品は「M032BTAIAAN」/ローエンド製品は「M031BTYD2AN」で、Cortex-M0の動作周波数は最大72MHz/48MHz。フラッシュメモリー容量は512Kバイト/64Kバイト。SRAM容量は96Kバイト/8Kバイト。セキュリティー保護ROM容量は2048バイト/512バイト。PDMA(Peripheral DMA)は9チャネル/5チャネルである。12チャネルの16ビットPWMは、144MHz/96MHzで動作する。

ハイエンド製品「M032BTAIAAN」の機能ブロック図
ハイエンド製品「M032BTAIAAN」の機能ブロック図
(出所:Nuvoton Technology)
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ローエンド製品「M031BTYD2AN」の機能ブロック図
ローエンド製品「M031BTYD2AN」の機能ブロック図
(出所:Nuvoton Technology)
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 4製品いずれも、96ビットのユニークIDメモリーや128ビットのユニークカスタマーIDメモリー、16チャネル入力で2Mサンプル/秒の12ビットA-D変換器、32ビットハードウエア除算器、UARTやI2C、SPIといったI/Oインターフェース回路を備える。さらに、M032BTシリーズは、USB 2.0 full speedインターフェース回路やリアルタイムクロックなどを集積する。

 パッケージはM031BTシリーズが5mm×5mmの48ピンQFN、M032BTシリーズは8mm×8mmの68ピンQFNである。両シリーズとも動作温度範囲は-40~+85℃で、電源電圧は1.8~3.6V。すでに量産を開始しており、M031BTの価格は同社のインターネットサイトの場合1000個発注時に1個あたり1.31米ドルから。一方M032BTは、記事執筆時点では同サイトでの取り扱いがない。