PR

 トヨタ自動車は2021年7月27日、国内の2工場で8月に追加の生産調整を行うと発表した。東南アジアで感染力の強い新型コロナウイルスのインド型(デルタ型)が猛威を振るっている影響で、ベトナムからの部品供給が不足したためである。

 トヨタ田原工場(愛知県田原市)の第3ラインと、子会社であるトヨタ車体吉原工場(同豊田市)の第1ラインと第2ラインの稼働を一時停止する。停止期間は田原工場が8月3~6日の4日間、吉原工場が8月5~6日の2日間である(図1)。

トヨタの田原工場
図1 トヨタの田原工場
(出所:トヨタ自動車)
[画像のクリックで拡大表示]

 田原工場の第3ラインではレクサスブランドの「LS」や「IS」「RC」などの5車種を、吉原工場の第1ラインと第2ラインではトヨタブランドの大型SUV(多目的スポーツ車)「ランドクルーザー300」などの3車種を生産する。今回の生産調整による減産台数は、2工場を合わせて約5000台となる(図2)。

ランドクルーザー
図2 大型SUV「ランドクルーザー」
(出所:トヨタ自動車)
[画像のクリックで拡大表示]

 なお、トヨタはベトナムからの部品供給不足の影響で、トヨタ車体富士松工場(愛知県刈谷市)の第2ラインの稼働を、7月末から8月上旬にかけて合計5日間停止する計画だ。また、マレーシアやタイ、インドネシア、ベトナムなどで変異株の感染者が急増しているため、タイにある全工場の稼働を7月21日から28日まで停止する。