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 富士通ゼネラルは2021年7月26日、2022年3月期第1四半期(2021年4月1日~6月30日)の決算を発表した1。海外向け空調機と情報通信システムの売り上げが増加したことで、連結売上高は、前年同期比28.6%増の746億6000万円となった。

ニュースリリース https://www.fujitsu-general.com/shared/jp/pdf-fcjp-ir-financial_results2021q1-01.pdf

 半導体など部品不足の影響で、国内向け空調機の生産数と売り上げは減少した。国内向け空調機の売上高は、前年同期比12.4%減の160億6800万円。同社の広報IR室によると、昨年度の第1四半期は、10万円の特別定額給付金が支給されたこともあって売り上げが伸びていた。今年度は、その反動もあるという。また、無線LANアダプターの供給が不足したことで、「nocria(ノクリア)」の高級機種の生産に影響したことも大きい。

 売上高が529億4100万円(同52.5%増)と堅調に見える海外向け製品でも、半導体不足の影響は出ているという。環境負荷の低減を目的とした補助金政策や、在宅需要の高まりなどから、海外需要は引き続き旺盛。部品調達や海運輸送の逼迫といった問題が解消されれば、さらに売り上げを伸ばせると見込む。

 同社では、今後も半導体不足や海運輸送が逼迫した状態が続き、素材価格や海上運賃も高騰すると予想している。生産拠点のある中国とタイで部品や生産数を融通し合うほか、同等品への部品変更、マルチソース化を図るなど、工夫を続けながら需要に応えていく。

富士通ゼネラルのAIエアコン「nocria(ノクリア) X」シリーズ
富士通ゼネラルのAIエアコン「nocria(ノクリア) X」シリーズ
(写真:富士通ゼネラル)
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