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 楽天モバイルは、世界的な半導体不足の影響により、4G LTE回線のサービスエリア整備に遅れが出ていることを明らかにした。もともと、当初より5年前倒しで進めている整備計画であり、2021年夏ごろをメドに人口カバー率96%を達成するとしていた。これを「21年内」に修正した。21年5月末時点での人口カバー率は88.6%である。

 同社によれば、4G LTE用の基地局を複数のベンダーから調達しており、楽天モバイルおよび楽天は部品調達には関与していないという。このため半導体不足について「詳細な情報は把握していない」(広報)としている。

 楽天モバイルの4G LTE回線は、使用する周波数帯の特性もあり、ネットワーク品質を担保しながら基地局の整備を進めているという。このため、人の多い場所を重点的に整備するなど、基地局の調達状況に応じて設置計画にも調整が必要になり、21年夏の96%という目標達成は難しいと判断した。ただし、5G(第5世代移動通信システム)の基地局整備に影響はないとしている。